体ための新習慣!食から考えよう!

長芋だけじゃない!山芋の種類と栄養価について

カテゴリー:記事

「山芋」と言うと、真っ先に頭に浮かんでくるのはスーパーなどで販売されている長芋という方が多いかもしれません。しかし実際には山芋=長芋というわけではありません。山芋とは長芋・イチョウイモ(大和芋)・自然薯・ツクネイモなど、とろろにして食べられる芋の総称です。

気になる栄養価ですが、「山芋を食べると精がつく」と昔から言うように滋養強壮、疲労回復、消化促進、さらに女性に嬉しい若返りを助ける働きなどがあります。今回は、その山芋の栄養について紹介していきたいと思います。

代表的な成分は何と言ってもネバネバ成分のムチン!

ムチンは山芋以外にも、モロヘイヤやオクラなどにも含まれるネバネバの成分。これの正体は水溶性の食物繊維です。そしてムチンは人間の体だと涙・鼻や口、腸の粘膜に含まれています。だからムチンが豊富に含まれている山芋を食べることで、

  • 胃腸の粘膜を保護してお腹の調子を整える
  • ドライアイの予防や改善につながる
  • 鼻や口の粘膜保護により、風邪を引きにくくなる
  • といったことが期待できます。この他にもムチンにはタンパク質の分解酵素が含まれるため、タンパク質の消化・吸収を助ける働きがあります。

    糖尿病をはじめ、生活習慣病の予防にもなる!?

    山芋に含まれる代表的な栄養素で、あと2つ取り上げたい物があります。それはジオスコランとコリンです。ジオスコランはムチンと同じ、水溶性の食物繊維でネバネバした成分です。これは胃に入ってきた糖分の吸収を抑え、血糖値を正常に保つ働きがあると言われています。そのため、糖尿病の予防に有効です。

    そしてコリンは高血圧を予防するアセチルコリンや、コレステロールが血管に沈着するのを防ぐレシチンの材料となります。このように山芋を食べることが、高血圧や動脈硬化の予防につながるといった期待もできるのです。

    手軽に食べられるとろろご飯で毎日元気に過ごそう!

    この他にも疲労の回復や痰の除去、消化の促進など、山芋にはたくさんの嬉しい健康効果があります。そして面倒な下ごしらえは必要なく、生のまますり下ろすだけで、とろろにして食べられるのでとても手軽です。夏の暑い時期や、疲れがひどい時でもツルッとした喉ごしで楽に食べられる山芋。

    山芋は日本では昔から「山のうなぎ」と言われて縄文時代から食され、松尾芭蕉の句にも出ているほどなじみ深い食品です。とろろご飯はもちろんお好み焼きに入れたり、色々な食べ方があるので、普段の食生活に取り入れて毎日元気に過ごせるようにしましょう。