体ための新習慣!食から考えよう!

意外!ドングリは過去だけでなく現在も活用されている

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「縄文時代には、ドングリを食用にしていた」これは誰もが社会の授業で習ったことのある事実です。どんぐりは栗と同じブナ科の植物で、スダジイ・コナラ・クヌギ・マテバシイ等と言った木の実の総称です。何となく過去に食べられていた物で、現在はコマなど玩具にすることが多くて食べるものではない。

そんな風に思っている方も多いかもしれません。しかし実際には宮崎県の樫蒟蒻、長崎県でのマテバシイ焼酎など、現在も日本でドングリを使った食品があります。また、韓国では現在も「トトリム」というドングリを使った豆腐のような食品が伝統的に食べられています。

どんぐりに含まれている栄養素の種類とは何か?

まず、カロリーですが、10個につき101kcalとやや低め。100gで数えると252kcalになります。含まれる栄養素ですがビタミンCとマンガンが突出して多く、この次に銅、マグネシウムなどが含まれます。ビタミン類では多い順番に並べるとビタミンB1・K・B6・B2となります。

この他にも不飽和脂肪酸や質の高いタンパク質を含んでいるため、ドングリは今でも十分食料として価値のあるナッツだと言えます。種類によっては渋みを含むアクがありますが、アクがほとんどなく、炒ればすぐ食べられるドングリもあります。例えばスダジイなどは乾煎りすれば殻が割れるので、手で剥いて栗のような甘い食感を楽しむこともできるのです。

クッキーだけじゃない!パンやラーメン、デザートまで

ドングリを食べるには、まず公園や山に入ってドングリを拾うことから始まります。拾ってきたらドングリをそのまま水に漬けて、浮かんできた実は取り除きましょう。浮かんできた実は虫食いの可能性が高いからです。

実際の料理ですがたまに販売もされているので、ドングリと言えばドングリクッキーを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし実際にはパンやラーメンにしたり、実をローストしたドングリコーヒー。さらにデンプンがとれることから、コーンスターチの代わりにしてお菓子を作ることもできます。このように様々な料理にドングリは使えるのです。

手間や時間はかかるけれど、ドングリをぜひ食卓へ

ドングリに含まれている栄養素は”ドングリを食べないと摂れない”といった珍しい成分ではありません。また、ドングリが落ちている時期は場所によっては蜂が出没したりと、注意が必要な場合もあります。食べる際も手間ひまがかかる事もありますが、それでもドングリを食べる価値は十分あります。

ドングリを食べるために最初に始めるのは、落ちている場所まで拾いに行くこと。歩くことで運動になり、何より日常から離れて自然との触れ合いを楽しむことができます。この季節は紅葉も盛んになりますので、家族で楽しんでみるのも良いかもしれません。